2009年4月14日火曜日

洗濯機

一人称としてやはり“筆者”はちょっと堅苦しいので、以降“僕”にする。

洗濯機も僕が独身の頃から使っているサンヨーの一般的な全自動式のASW-50H3である。
なぜサンヨー製が多いかというと、実家がサンヨーチェーンの家電店を営んでいたからだ。
店は父がなくなった後は従業員だった方に譲り渡してしまった。
犬と高いところが苦手な僕に電器屋は無理だ。

ネットを見ていると洗濯機は7、8年で買い換えている人が多いようだが、ずっと一人暮らしで洗濯物が少なかったためか、ASW-50H3は12、3年経つにもかかわらず元気に働いてくれている。

しかし、脱水後に蓋を開けると洗濯物の上に水が落ちてくる不具合が出るようになってきた。
パッキングが痛んでいるのかもしれない。
洗濯自体に問題はないといってもちょっと不便なので、思い切って冷蔵庫と同時に買い換えることにした。

どうせ買うなら流行のドラム式、と思っていたのだが、調べてみるとどうもあまりよくないようだ。
従来の縦型のものより劣っている点は、
・洗浄能力が劣る
・洗濯に時間が掛かる
・電気代が掛かる
・サイズが大きい
・重い
・高価である
あたりだろうか。

従来の縦型よりいいのは、
・水が少なくて済む
・音が静か
・格好いい
くらいか。

また、乾燥機能を定期的に使わないと臭いが付くという欠点もあるようだ。
洗濯から乾燥まで一度にできるのは便利なようだが、改良されてきているとはいえ洗濯物はしわになるようなので、しわが付いてもいいものとそうでないものとに分けなければならず、結構面倒だ。
やはり乾燥機は専用のものがよいようだ。
それにうちは夫婦二人だけなので、育ち盛りで汚れ物が多い子供が居るうちとは違い、それほど乾燥機の必要性を感じていない。
いざというときは浴室乾燥機もあるし。

こうしてみると、ドラム式のメリットなんてほとんどない。
では、なぜドラム式は流行ってるのだろうか?
みんな、メーカーの宣伝のうまさ、雑誌等メディアの適当なちょうちん記事のせいで、格好よさげなイメージに乗せられているだけはないのか?
そもそも本当に売れているのかもわからん。
サイクロン式掃除機なんかもそうだが、従来と比べて全て勝っている画期的な製品がでるなんてことはめったになく、いろいろなトレードオフがあるものなので気をつけなければならない。
まあ、イメージに乗せられて未成熟な製品を買ってしまう消費者も多いから技術の進歩があるのだが。

ということで、うちでは縦型のものを買うことにした。
サンヨーのASW-E10ZAである。
電解水で洗うというのに興味を持った。
現行機種で電解水機能が付いたものは、他に乾燥機能を持つAWD-E105ZBがあるが、縦型の乾燥機能はドラム式に輪をかけてしわが付くようなので、乾燥機能のないASW-E10ZAで十分だ。

発売日が2005年9月21日と、発売されてから結構日がたっているが、縦型の洗濯機は技術的に十分に成熟されていると思われるので、すぐに新製品が出てもあまりがっかりするようなことはあるまい。
不具合があっても解消されているだろうし、実売価格もこなれているようだ。

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