2009年4月27日月曜日

寿司

日曜の夕食は大体僕が作ることになっているのだが、風邪のせいでまだだるいのであまり作る気になれない。
とはいえ、今日も仕事の妻に作ってもらうのも悪いし、本人もあまり乗り気ではなさそうだ。
そこで、久しぶりに寿司の出前を取ることにした。
高級な店のものではなく、さらにその店でも安いセットだったが、そこらのスーパーのパック寿司などとは比べ物にならない。

子供の頃、うちでもたまに寿司の出前を取っていた。
たいていは日曜日だったように思う。
日曜の夕食といえば、夏はそうめん、冬は鍋物が多かったような気がする。
やはり母親も日曜は楽をしたかったのだろうか。

寿司を取るのは夏が多かったような気がする。
うちではいつもは7時過ぎに夕食をとっていたが、日曜だけは早かった。
サザエさんをやっている時間、つまり、6時半から7時にかけてもう食べ始めていたと思う。
夏の頃ではまだ夕方といった感じだ。
うちでは食事の時間にテレビは禁止、などということはなかったので、僕はマジンガーZ、父親はもう一台のテレビでナイターなどを見ながら食事をしていた。
別にそれで会話がなくなるといったこともなかったように思う。

店に行くことはあまりなかった。
行っても注文するのはにぎりの並とか上とかで、カウンターでひとつずつ注文するような食べ方をしたことはなかった。
うちは特に貧乏というわけでもなかったと思うが、まあ堅実だったのだろう。

小さい頃は、僕は魚の寿司、つまりにぎりやちらしはとってもらえず、のりたま専門であった。
のりたまとは、かんぴょう巻と玉子焼きのみのセットである。
当時はそれほど不満もなかった。
とにかくお腹がいっぱいになればよかったのかもしれない。
父はにぎり専門、母はにぎりや鉄火巻きやちらしなど、いろいろと頼んでいた。
そして僕の好物のものをいくつか分けてもらっていた。
特に海老を欲しがった。
今でも海老は大の好物だ。
海老がなくてシャコが入っていることもあったが、それでもよかった。
わさびだけは取ってもらっていた。

母親は少食だったので、残すこともしばしばあった。
それは腹が減っている僕にすべて…とはもちろんいかなかった。
冷蔵庫で保存していたので翌日はカチカチになってしまう。
小さい頃は電子レンジもなかったから、蒸し器で蒸して食べていた。
しゃりは温かくなり、海苔はしんなりとし、マグロなどは当然火が通って白っぽくなったりしてしまうのだが、それはそれでなかなか旨かったのを覚えている。

ところで、僕が子供の頃の寿司は、今のものよりしゃりに酢が効いていたような気がする。
ねたの味を生かすためにバランスを考えているのだと思うが、僕には今の寿司はちょっともの足りない。

小学校中ごろからだったと思うが、普通のものを注文してもよいということになった。
いつもちらしを頼んでいた。
にぎりよりもご飯が多そうな気がしたからである。
当時はとにかくいつも腹が減っていた。
今思うと、にぎりはしゃりが圧縮されているので、ちらしと比べて量が少ないわけではないように思う。
今はにぎりしか食べない。

一人暮らしをはじめてから、しばらくは寿司はあまり食べなかった。
外食すること自体あまりなかったし、スーパーのパック寿司を買うくらいなら刺身とご飯でいいと思っていた。
友人と回転寿司に行くことがあったくらいだ。
しかし、ふと目に付いた近所のちよだ鮨で買ったにぎりがなかなか旨かったので、それからはしばしば買うようになった。

今では、スーパーやデパ地下のパック寿司が中心だ。
相変わらず店で注文して食べるといったことはないが、これは成功して引退してからのお楽しみとしたい。
今日は久しぶりの出前だったが、これもなかなかいいもんだ。

2 件のコメント:

ぽてちん さんのコメント...

冷蔵庫の寿司を蒸し器で蒸して食べる下りが、なかなか新鮮でよかったっす<3

porousmetal さんのコメント...

もしかして、そんな食べ方してたのうちだけだったのかな?w