2009年5月1日金曜日

家族の真実



しかし古臭い絵柄である。
ここまでいけていないと、味わいすら感じてしまう。
このイラスト自体、ダイハツ・コンソルテが現役だった時代に描かれたものなのかもしれない。
それにしては、父親と息子の髪型がソフトモヒカン風で微妙に今っぽいのが気になるところだが。

このイラストには一見楽しそうな親子が描かれている。
レンタカーでドライブの途中、駐車して景色を眺めている情景だろうか。
しかしこのイラストをよく見ると、不自然な点にお気づきにならないだろうか?

よく似た親子だ。
息子は父親に、娘は母親に似ている。
しかし普通、息子は母親に、娘は父親に似るものではないか?
実は、一見父親に見える人物は女性で、母親に見える人物は男性なのではないか?
女性に性転換した男性は驚くほど自然に女性に見え、男性に性転換した女性は驚くほど男性に見える例がある。
性転換まではしていなくても、真に女性に見える女装した男性や、真に男性に見える男装した女性は存在する。
いずれにしろそれならば息子は母親に、娘は父親に似ていることになり、一般的な傾向に合致する。
いや、実は一見息子に見える人物が女性で、娘に見える人物が男性だということも考えられる。
一見普通に見えるこの一家、実は性的に倒錯しているのかもしれない。

みんな楽しそうだ。
しかしよく見ると、母親だけはなにか浮かない表情をしているように見えないだろうか?
彼女にはなにか家族には言えない秘密があるのではないだろうか?
夫に黙って始めたFXや株や先物取引に失敗して、マンションの頭金のために貯めていた貯金を溶かしているのではないか?
そればかりかサラ金に手を出して、多額の借金をしているのではないか?
さらにその返済のため、ソープに沈められちゃったりしているのではないか?
はたまた、浮気相手のことを考えているのではないか?
その相手は、パート先の店長か、子供の家庭教師か、テニスのコーチか。
「ああ、彼に会いたい・・・でもこの家族との幸せも壊したくない・・・」
なんて考えているのではないか?
おとなしそうな顔して裏でなにやってるんだか。

ここまで彼らが実の夫婦・親子であるという前提の下に考察してきたが、本当の家族ではないことも考えられる。
男性と女性は×同士で、子供はいずれかの、またはそれぞれの連れ子なのかもしれない。
いや、男性と女性の一方、または両方は既婚なのかもしれない。
やっぱりこのアマ、とんだ食わせもんだぜ!
また、彼らはみんな兄弟だということも考えられる。
歳の離れた兄弟に見えるが、サザエさんとカツオやワカメが兄弟であることを考えると、不思議ではない。
親戚関係である可能性もある。
または赤の他人なのかも。
まさか…誘拐?

彼らが本当の家族だとしても、さまざまな事情が隠されているのかもしれない。
家族の誰かが病気で余命数ヶ月。
旦那が会社にリストラされてこれが最後のドライブ。
人里離れた山奥でガス欠になっちゃって、携帯も通じないんだけど、どうしよう。

一見幸せそうな家族に見える彼ら。
その裏には意外な真実が隠されているのかもしれない。


そんな裏があるようなイラスト、広告に使うわけないが。

2 件のコメント:

佐藤@スケーター さんのコメント...

妄想のトビラ全開モードですね(^^;
昼ドラで出てきそうな展開w

>>しかし古臭い絵柄である

このイラストに足りないものは..それは!
情熱思想理念頭脳気品優雅さ勤勉さ!!
そしてェなによりもォォォォォ!!!

萌 え が足りない!!!!

porousmetal さんのコメント...

おお!佐藤さんおひさしぶりです。
コメントありがとうございます。

速さじゃないんですか?w
このイラストが描かれたころは、今の「萌え」の概念なんて影も形もなかったでしょうねえ。
なにより大きいお友達を対象に描かれたものではないでしょうw