マニアやオタクと呼ばれる領域には到底及ばないが、昔からアニメは好きでよく観ていた。
しかし最近はとんと観なくなってしまった。
最近のアニメがつまらなくなったのか、僕の感性が鈍くなったのか。
・チーズスイートホームあたらしいおうち
妻の付き合いで観ている。
原作とほぼ同じだが、なかなか面白い。
チー役のこおろぎさとみが頑張っていてよく合っている。
・楽しいムーミン一家
「ねえムーミン、こっちむいて」の岸田今日子がムーミンの声を当てていたものではなく、後年作られたものである。
昔のアニメのムーミンは原作のトーべ・ヤンソンのお気に召さなかったらしいが、これはヤンソン自身が制作にかかわっている。
キャラクター設定は名倉靖博。
ちなみに、フィンランド製のムーミングッズでも、原作のヤンソンによるものではなく名倉靖博のキャラクターが描かれているものが結構多い。
僕は幼い頃から原作のムーミンの大ファンで、小学校1年生くらいですべて読破してから度々読み返している。
このシリーズはある程度原作通りの話もあるが、思い入れがあるせいか、僕は原作の小説を読むほうがはるかに面白いと思う。
・火の鳥
黎明編は原作に沿っていたが、復活編はずいぶん変わっていた。
あれで終わりなのだろうか。
異形編は原作を読んでいないのだが、なかなか面白かった。
今は太陽編だがこれも原作を読んでいない。
そのあとは未来編で終わりらしいが、これは火の鳥の中で僕が最も好きなシリーズなのだが、2回で上手くまとまるのだろうか。
絵も綺麗だし、なかなか上手くできているので、他のシリーズも続けてやって欲しい。
・蟲師
非常に上手くできているが、ほぼ原作通りなので、別に観なくてもなあという気になってしまう。
観るんだけど。
・涼宮ハルヒの憂鬱
いまさらだが、初見である。
結構面白い。
なるほど、大ヒットしただけのことはある。
しかし話題になったエンディングのハレハレユカイは、僕には別にこれといってくるものはなかった。
・鋼の錬金術師
前回のアニメもそこそこ面白かったが、やはり原作通りの今回の方が上か。
絵も綺麗だし、声優も概ねイメージ通り。
しかしそれよりもいよいよ大詰めの原作の方が気になる。
・赤毛のアン
いわゆる世界名作劇場のシリーズでは、母をたずねて三千里、アルプスの少女ハイジに次いで気に入っている。
グリーンゲイブルズを中心とする世界観が実によく描かれており、キャラクターの描写もすばらしい。
なにより、アンが本当にみすぼらしく不細工なのが実にリアルでいい。
初期の頃に参加していた宮崎駿はアンが嫌いらしいが、たしかに宮崎ヒロインにはいないタイプだ。
今放送しているグリーンゲイブルズ以前の話である『こんにちはアン』は、あまり面白そうじゃないので観ていない。
・けいおん!
言ってしまえば『あずまんが大王』の軽音楽部版である。
でも結構面白い。
澪のキャラクター造形がずるいほどあざといが、確かに萌える。
原作は未読だが、面白いのかな。
・真マジンガー 衝撃!Z編
今一番楽しみにしているのがこれだ。
今川泰宏は燃える演出が実に上手い。
キャラクターも原作の永井豪の絵に近く、どいつもこいつもふてぶてしく極悪な面構えだ。
尻すぼみにならないことを切に願う。
オープニングにはグレートマジンガーと剣鉄也らしきシルエットが出てくるところをみると、グレート編もやってくれるのだろうか。
現在定期的に観ているアニメはたったこれだけである。
さっき『電脳コイル』っていうのをチラッと観たら結構面白そうだった。
これら以外になにか面白いアニメをご存知の方がおられたら、ぜひ教えてください。
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