小説の書き方についての、つまり入門書を読み漁っている。
小説を書くのは個人的な才能のみによるものだと考えがちだが、そうではない。
ある程度決まったアイデアの出し方、書き方というものがあり、それらを自分自身で考えつければたいしたものだが、せっかくの先人の知恵があるのに参考にしない手はあるまい。
これまでに読んだのは、
森村誠一『作家とは何か -小説道場・総論』
森村誠一『小説の書き方 -小説道場・実践編』
冲方丁『冲方丁のライトノベルの書き方講座』
清水良典『2週間で小説を書く!』
大内明日香・若桜木虔『マンガを読んで小説家になろう』
若桜木虔『プロ作家養成塾』
すがやみつる・横山えいじ『マンガでわかる小説入門』
今読んでいるのが、
ディーン・R・クーンツ『ベストセラー小説の書き方』
これから読むのが、
中条省平『小説家になる!』
だ。
手当たりしだいといった感じで、きわめて平易なものも含まれているが、これがなかなか侮れない。
『マンガを読んで小説家になろう』の「「自分は天才ではない」と自覚した人だけが小説家になれる」のくだりは、ずしりと心に響いた。
ざっと読んでみて大事だと思ったのは、システマチックに小説を書く方法を身につけることだ。
賞を取ったり、自分の本を出版すること自体が目的ではないのだ。
趣味の領域で終わらせず、収入に結びつけるためには、そのあとも定期的に売れる小説を量産しなければならないのだ。
それには、ただ闇雲に考えてストーリーが天から降ってくるのを待っていてもだめである。
効率が悪すぎる。
結局、どんなビジネスでも、「仕組み」を作ることが肝要なのだ。
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