このところ頑張ってブログの更新に励んでいるが、やはり書き続けていくと文章がスムーズに出るようになってくる。
まだハイハイからつかまり立ちに移行した程度のレベルだけど。
ブログを書く目的は以前とは変わった。
以前は、気の向くままに書いていた。
書くことで、自分の中の漠然とした考えが整理できればいいかなぐらいの気持ちだった。
あまり誰かに読ませようという気はなかった。
なんのことはない、文章の稚拙さ、内容の無さに対する言い訳としてそういう予防線を張っていただけの話だ。
ちんけなプライドが透けて見える。
今、昔のブログを読み返してみると、酔っ払ってノリノリで書いたものなど、結構面白い。
しかしながら、総じて楽屋落ち的で独りよがりなもので、人に読んでもらおう、理解してもらおう、面白がってもらおうという意思があまり感じられない。
今の目的は、文章を書く練習である。
文章を書くことで何がしかの収入を得られないかと考えている。
脱サラのための手段をいろいろ考えているが、今のところこれといったものは思いつかない。
とりあえず今の自分ができるものということで、文章を書くことに専念してみる。
文章といっても、雑誌やウェブに載せる雑文、エッセイ、小説、解説文、いろいろある。
なにを書きたいのか、なにが書けるのかは、まだ自分でもはっきりとしない。
ぼーっと考えているだけでは、いつまでたってもわからないだろう。
ひたすらいろいろ書いていくしかないのだ。
どの道にしても、一定水準以上の文章をある程度量産できることが必要だ。
ブログは一般的に日記のようなものだと思うが、今読んでる森村誠一の『作家とは何か-小説道場・総論』に小説作家志望者についての十ヶ条として、
第一条-覚書、記録以外の日記は書かない。書く場合は読まれることを意識して書く。
第二条-読まれることを意識して書く日記は、修飾(虚言)を施しやすい。虚実ないまぜての日記は本来の日記ではなくなるが、小説の原型となる。
とある。
これに刺激された。
人に読んでもらえるような文章を書けるようにここで練習していきたい。
特にテーマを限定せず、いろいろなことについて書いていきたい。
これまでのような個人的な体験や感想以外に、純粋な創作物も書く。
オーディオなどの話題にしても、読んで楽しく、かつ、役に立つようなものを心がけたい。
最近は書いていなかったが、CDや本のレビューもどんどん書いていきたい。
うちのCDや本の量を考えれば、当分ネタ切れする心配はない。
目標としては、通常の書き込み1つ、CDレビュー1つ、本のレビュー1つを毎日投稿するようにしたい。
今のところ、毎日1つ投稿するだけでもひいひい言っているような状況なので、すぐにできるとは思えないが。
まあ、あくまで目標ということで。
人に読んでもらえるような文章を書くといっても難しい。
この投稿にしても、他人が読んで何が面白いのか、と我ながら思ってしまう。
でも、文章を書いたりネタを考えたりするのは楽しくなってきた。
もちろん、仕事なんかしているよりもはるかに。
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